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メガネ熟成

Author:メガネ熟成
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メガネなしじゃ生きられない
しまやの人々の日常

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ぴよの日
こんにちは、吾輩である。

仕事帰り、駅前の駐輪場に自転車を停めた吾輩は、
鞄からウォークマンを取り出してイヤホンを装着する。

ノイズキャンセリング搭載なので、あまり大音量にすると
非常に危ないこともあり、音量は常にかなり控えめである。

30段階あるうちの2で設定するのが概ね日常的だ。

しかし、それでも小さな音は聞こえなくなってしまう。

自転車の車輪が回る音とか、
周りの人の足音とか、
風の音とか。

ある日吾輩が駐輪場を出て駅に向かっていると、
道行く人の半数くらいが、
吾輩とすれ違うときに吾輩のことを見るのである。

服装にそこまでおかしなところはなく、
強烈な異臭を放っているようなこともなく、
ジャニーズとして生まれ変わったわけでもない。

はて気のせいか、はたまた自意識過剰か
と思いながら気にしないよう歩を急いだが、
やはり通りすがる人が吾輩のことを見る。

これはもはや吾輩の勘違いではない。
なにかがある。えまーじぇんしーである。

吾輩は立ち止まり、イヤホンを抜いた。
途端に日常の雑多な音が洪水のように押し寄せてくる。
まず身なりを確認する。特におかしなところはない。
診療時間を終了した歯医者のガラス窓に映る自分を見ても、
やはりおかしなところはない。

吾輩は頭を抱えた。
吾輩のなにがこんなにも人々を惹きつけるのか。
混乱をきたした頭で、吾輩は逃げるように駅へと急いだ。
そのときだ。
吾輩は唐突に答えに行きついた。
その日は「ぴよの日」だったのである。

かつてしまやは合同ボーリング大会で、ブービー賞の景品だった
ぴよぴよ鳴く黄色いアヒルのおもちゃを持ち帰ったことがある。
20匹以上あったアヒルは社員に配られ、吾輩はその日以来、
特に意味もなく鞄の中にアヒルのおもちゃを入れっぱなしにしてきた。

そのアヒルが、吾輩が歩くたびに「ぴよっ、ぴよっ」と鳴いていたのである。
しかも当たり所がいいのか、結構盛大に鳴く。
吾輩のお尻とバッグがぶつかるたびに「ぴよっ、ぴよっ」と鳴くのである。

これは恥ずかしい。
吾輩はすぐにアヒルの位置を修正し、鳴かないようにした。
と同時に、人々も吾輩のことを見なくなった。

吾輩は安堵の吐息をついて、またイヤホンを耳に差し、家路を急いだ。

141028_2055~01


明日はプロレス課長さん。
よろしくどうぞ。

そしてアヒルはまだ鞄の中に@しまや出版

火!吾輩 | 21:31:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
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